賃貸アパートの防犯対策にスマートロックを後付けする効果
門扉やエントランスがない、個別玄関まで誰でも入室できる賃貸マンションやアパートでは、不正侵入を防ぐ玄関ドアの防犯対策の強化は重要といえます。スマートロックは、防犯や安全性の強化はもちろん、スマートフォンの遠隔操作など、利便性の向上が見込めます。粘着テープなどで後付けするスマートロックであれば、賃貸アパートの玄関ドアに導入することが可能です。この記事では、賃貸アパートの防犯性を高めるスマートロックの特徴やメリット及び、後付け可能なスマートロックT20などをご紹介します。
◎賃貸アパートにスマートロックが求められる理由
賃貸アパートは、マンションに比べて家賃が安価な物件が多く、ひとり暮らしの方や家賃をおさえたい学生などにも選ばれています。木造や軽量鉄骨造などさまざまなタイプがあり、立地や間取り、家賃など希望する条件にあわせて住まいを探すことができます。エントランスやオートロック機能がない賃貸アパートにおいて、玄関ドアにスマートロックが求められる理由は、防犯対策の強化などさまざまな理由で活用されています。賃貸アパートで古いタイプのシリンダー錠を使用している場合、ピッキングによる不正侵入のリスクが高くなります。築年数が長いアパートにおいては、ピンシリンダー錠やディスクシリンダー錠が玄関ドアに使用されていることがあり、これらのシリンダー錠はピッキングされやすいといわれています。ピッキングとは、鍵穴に特殊工具を使用して解錠する犯罪行為です。賃貸アパートにおいてピッキングされやすいシリンダー錠を使用している場合、防犯対策に後付けできるスマートロックや補助錠などを活用すると効果的といえます。
玄関ドアに物理的な鍵を使用している場合、紛失や盗難のリスクがあります。賃貸アパートの玄関ドアには、物理的な鍵が多く使用されています。物理的な鍵は、持ち歩くことから紛失や盗難される可能性が高く、紛失した鍵を第三者に悪用されると、玄関ドアから不正侵入される恐れも否定できません。さらに、物理的な鍵は、閉め忘れによる無施錠に気づきにくい点があります。出先で鍵を閉めたか心配になることや、帰宅して鍵の閉め忘れに気づくなどのリスクがあり、玄関ドアが無施錠になっていると、誰でも入室できることから空き巣に狙われやすくなります。このような悩みを解決する後付けタイプのスマートロックは、防犯性の高い構造を構築できることから、賃貸アパートにおいても注目されています。
◎玄関ドアの防犯性を高めるスマートロックとは
玄関ドアに後付けできるスマートロックは、スマートフォンやICカード、生体認証などを利用して、解錠や施錠ができる鍵です。物理的な鍵を使用しないスマートロックでは、キーレスで入退室ができることや、オートロック機能を利用できるなど、利便性を高めるさまざまな機能があります。また、スマートフォンを使って離れた場所からでも遠隔操作でドアの施錠や解錠などができ、防犯性を高められることから、後付けできるスマートロックは賃貸マンションやアパートの玄関ドアに適しています。
スマートロックの解錠の種類には、スマートフォンのほか、ICカード認証やICタグ認証、暗証番号認証、生体認証などが活用されています。スマートロックの専用アプリを手持ちのスマートフォンにインストールすると、スマートフォンから遠隔操作で玄関ドアの解錠や施錠が実現します。スマートフォンで、BluetoothやWi-Fiを活用すると、スマートフォンを携帯しているだけで、ハンズフリーにより施錠や解錠ができるスマートロックもあります。ICカード認証やICタグ認証では、センサー部分にかざすだけで、スピーディーな認証が実現する認証方法です。暗証番号認証においては、数字を入力する際に覗き見防止の機能を搭載しているスマートロックも増えています。
スマートロックの生体認証においては、指紋認証や顔認証などが採用されています。生体認証は、個人の身体的特徴を用いて認証するため、なりすましが困難なことからセキュリティレベルが高い認証方法です。スピーディーに認証が実現する指紋認証や、防犯性と利便性の向上が見込める顔認証は、スマートロックの解錠方法のなかでも、空き巣に狙われにくい防犯性が高い解錠方法といえます。ほかにも、スマートロックを解錠する方法には、複数の解錠方法を搭載した機種も存在します。また、賃貸物件の玄関ドアの取り付けでは、大掛かりな工事が必要に思われがちですが、スマートロックの後付けタイプであれば、賃貸物件においても導入することが可能です。
◎賃貸アパートに適したスマートロックの取り付け方法
玄関ドアにスマートロックを取り付ける方法は、大きく「後付けタイプ」「シリンダー交換タイプ」「穴あけ工事が必要なタイプ」の3種類に分けられます。後付けタイプは、既存の玄関ドアの鍵にスマートロックを覆いかぶせるように、粘着テープなどで後付けする方法です。ドアや壁に穴を開けるなどの工事が必要ないため、賃貸物件のマンションやアパートにも適しています。後付けタイプは、既存のシリンダーキーをそのまま利用できる点もメリットです。後付けタイプは自分で取り付けられる製品もありますが、錠ケースやシリンダーを取り外すケースもあるため、取り付けが難しい場合は、鍵の専門業者に依頼すると安心です。
スマートロックのシリンダー交換タイプは、ドライバーなどを使用してシリンダーそのものを交換する方法です。既存のシリンダー錠を取り外し、スマートロックを固定して取り付けるため、粘着テープで取り付けるタイプに比べて外れにくく、落下する心配も少なくなります。取り外したシリンダー錠を保管し、退去時に元の状態へ戻すなど原状回復ができる場合は、賃貸マンションやアパートなどでも導入できます。穴あけ工事が必要なタイプは、ドアに穴を開け、ビスやボルトを使ってスマートロック本体をしっかりと固定する方法です。粘着式に比べて本体が外れにくく、安定して使用しやすい点が特徴です。しかし、ドアに穴を開けて取り付けるため、スマートロックを取り外したあとに原状回復することが難しく、賃貸マンションやアパートへの取り付けには適していません。
そのため、賃貸マンションやアパートにスマートロックを後付けする際は、どのような方法で取り付ける製品なのかを事前に確認しましょう。賃貸物件では、管理会社や大家さんが部屋の鍵を管理している場合もあるため、トラブルを避けるためにも、後付けタイプやシリンダー交換タイプを取り付ける際は、事前に管理会社や大家さんへ確認しておくことが重要です。
◎玄関ドアに後付けで導入できるスマートロックのメリット
スマートフォンから施錠や解錠ができるスマートロックは、住宅やオフィスなどの玄関ドアに後付けすることで、さまざまなメリットがあります。スマートロックを利用すれば、バッグなどから鍵を探す手間がありません。玄関ドアに物理的な鍵を使用している場合、バッグやポケットなどから鍵を探す必要があり、多くの荷物を持っているときには、鍵を取り出すだけでも手間がかかります。後付けしたスマートロックとスマートフォンをBluetoothなどで接続し、スマートフォンをバッグやポケットに入れておけば、スマートロックに近づくだけで解錠できるため、荷物を持っているときでも玄関ドアをスムーズに出入りできます。後付けできるスマートロックでは、玄関ドアの施錠や解錠の履歴を管理できます。一般的なシリンダー錠では確認できない施錠や解錠の履歴を残せることも、スマートロックの特徴です。いつ、誰が玄関ドアを解錠・施錠したのか記録が保存されるため、スマートフォンから確認することで、家族の帰宅時間などを把握できます。また、万が一不正侵入などのトラブルが発生した場合にも、過去の履歴を確認できるため、状況を確認する際に役立ちます。
オートロック機能を利用できることも、玄関ドアの防犯性を高めるメリットです。オートロック機能があるスマートロックであれば、ドアが閉まったあと一定時間が過ぎると自動で施錠されるため、鍵の閉め忘れによる無施錠を防ぐことができます。オートロック機能を利用することで、外出したあとに玄関ドアの鍵を閉めたか気になることも少なくなります。そのため、賃貸アパートなどにオートロック機能のあるスマートロックを後付けすることで、玄関ドアの閉め忘れを防ぎ、防犯性を高めることにつながります。スマートロックでは、スマートフォンから特定の人が一時的に玄関ドアを解錠できるように設定することもできます。後付けできるスマートロックには、利用する日時を指定して一時的な合鍵を発行できる製品もあり、必要なときだけ玄関ドアを解錠できるように設定できます。たとえば、外出中に友人や親戚などが訪れる場合には、利用する日時を指定したQRコードを発行して相手に送り、玄関ドアを解錠してもらうことができます。
◎賃貸アパートの玄関ドアに最適な後付け可能なスマートロックT20
コンパクトな設計のチャットロックT20は、複数の認証方法に対応し、既存の鍵穴をそのままで後付けできる指紋認証付きスマートロックです。スマートロックT20の解錠方法には、スマホアプリのほか、指紋認証、暗証番号認証、カード認証、従来の鍵を活用することができます。T20の指紋認証は、AI学習型3D指紋認証を採用しており、認証するたびに指紋情報を学習していく仕組みです。指紋認識率99%、認証スピード0.5秒未満で、指紋認識エリアに指を置くことで本人を確認します。スマホアプリは、スマートフォンに専用アプリをインストールすることで、スマートフォンから遠隔操作で施錠や解錠などを行えるシステムです。暗証番号認証では、事前に登録した暗証番号を入力することで施錠や解錠が行えます。近くに人がいる場合には、暗証番号の前後にダミーの数字を入力することで、暗証番号を推測されにくくすることもできます。カード認証では、ICリーダーにICカードをかざすだけで施錠や解錠ができます。ICカードはFeliCa、MIFARE規格に対応しており、交通系ICカードなども利用できます。既存の鍵穴は通常カバーで隠れていますが、必要な場合にはカバーを外し、非常用の鍵として使用することもできます。
T20シリーズには、顔認証に対応したスマートロックT20-Faceもあります。T20-Faceの顔認証は、顔認証認識率99.99%、認証速度0.5秒未満で、カメラ部分に顔を向けることで本人を確認します。室外側からの施錠方法には、認証施錠やオートロック施錠、手動施錠、解錠後20秒で自動的に施錠する時刻施錠などがあります。サムターン回し防止やこじ開け警報などのセキュリティ機能は、玄関ドアの防犯対策に役立ちます。室内側のサムターンは、押しながら回して操作する仕組みを採用しており、侵入犯罪の手口であるサムターン回しを防止します。こじ開け警報とは、施錠した状態でドアが開けられた場合に、LEDライトの黄色点滅や警告音で異常を知らせる機能です。後付けできるスマートロックT20は電池を使用しますが、万が一電池が切れた場合にも、緊急時用としてUSB Type-Cを活用し、スマートフォンから給電できます。
◎指紋認証付きスマートロックT20と顔認証付きスマートロックT20-Faceの活用事例
賃貸物件などの玄関ドアに、後付けできる生体認証付きスマートロックを導入することで、なりすましや空き巣などによる不正侵入の防止に役立ちます。
⚪︎防犯性を高める指紋認証付きスマートロックT20を活用
指紋認証を用いたスマートロックT20は、ひとり暮らしの賃貸アパートの玄関ドアにもドライバー1本で簡単に後付けが行えます。T20は粘着テープで後付けできるので、ドアに穴を開けたり傷を付けたりする必要がなく、退去時の原状回復も安心です。また、スマートロックでは物理的な鍵を使用しないことから、鍵の管理や持ち歩く手間がありません。スマートフォンや指紋認証で玄関ドアの施解錠が行えるスマートロックは、出先から開閉状態のチェックをスマートフォンで行え、玄関ドアの閉め忘れなどを防止します。
⚪︎利便性の向上が見込める顔認証付きスマートロックT20-Faceを活用
ファミリー向けの賃貸アパートのシリンダーキーに、後付けで顔認証付きスマートロックを導入すると、玄関ドアの防犯性を高めることができます。スマートロックを利用することで、シリンダーキーを狙った侵入犯罪への対策になるほか、オートロック機能により、閉め忘れによる無施錠のリスクを減らすことができます。顔認証は、鍵を取り出す手間がなく、カメラに顔を向けるだけで解錠できるため、両手が荷物でふさがっているときや、子どもを抱っこしているときもスムーズに入室できます。
◎まとめ
スマートロックは、玄関ドアからの不正侵入を防ぐための対策になるほか、スマートフォンから遠隔操作できるなど、防犯性と利便性を高められる鍵です。賃貸物件などの玄関ドアに後付けでスマートロックを導入するのであれば、工事が不要で、粘着テープなどを使って取り付けられる後付けタイプが適しています。カギ舎では、チャットロックのスマートロックT20やT20-Faceを取り扱っています。賃貸アパートなどの玄関ドアに後付けできるスマートロックをご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。

